家族
こんにちは、RYUKIです。
関東も梅雨入りして、どんよりな日が続きますね。
6月にしては気温の低い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしですか?
普段僕は休みの日に、自転車をこいで?♀️
行ってみたかった楽器屋さんや、CDショップを開拓するのが好きなのですが、
毎日続くこの雨、、。
雨が降っているとなかなか自転車に乗るという気力も起きないんですよね?(これを言い訳に家でのんびり過ごしています笑)
やはり自宅で過ごす時間のお供といえば大好きな映画?
今回も邦画のご紹介です。
2020年公開。【浅田家】
監督 中野量太
主演 二宮和也
数々の賞を受賞した、皆さんの記憶にも新しい作品ですよね。
話題の映画を観るのは避ける気質があって(ひねくれててすいません)
この作品も評価が良くてもこれまで避けてきたのですが、、
先輩のお客様におすすめしていただいて、観ようと決意。
結論、本当に観てよかった映画でした。
※若干ネタバレの可能性があります?♂️
幼少期に父からカメラを受け継いだ主人公の浅田政志(二宮和也)
彼の独特な撮影スタイルはこの時期から頭角を表します。
政志は、被写体を自分なりに理解した上での独特な撮影スタイルが印象的です。
写真専門学校に進みますが、単位ギリギリの中提出した卒業制作作品に評価を得た政志。
実際の写真です?
これを機に様々な家族写真を撮りはじめます。
そんな中、初めて家族写真の依頼を受けた家族(岩手の家族)が3.11の被害を受け音信不通に。
現地まで駆けつけますが、そこはガレキの山。
絶望の中、ある1人の青年に会い、
ガレキから見つかった写真の返却ボランティアに参加します。
こちらも実際の写真
「今、写真撮ってないけど、写真洗っとるよ」
これは政志が地元三重の母親に送った言葉です。
浅田家の父親が病気で倒れてしまうシーンでは
「あんたはもう、自分のやりたい事やりなさい。何か大事な事があるんやろ。」
と、政志の全てを悟る母親。
写真返却のボランティアを終え、岩手の皆んなに別れを告げた後、
役場の掲示板で政志が探していた一家のメッセージを見つけ、生存を確認するシーンにもグッときました。
異常な生活スタイルを押し付けられてしまった世の中。
やりたい事。会いたい人。
たくさんいると思います。
家族写真。それは誰かにとって何の価値もない物かもしれません。
ですが、誰かにとってはかけがいのない価値があります。
もし今会いたい家族がいるのであれば
久しぶりに田舎に帰ってお母さんお父さんに元気な顔を見せてあげてください☺️
皆様の記録では終わりたくない。
毎日眺めたり。その中で生活が豊かになっていったり。
そういう事を広めていきたい。
これは浅田政志さん本人の言葉です。
写真家も美容師も同じですね。
毎日鏡を覗いたとき、そこには皆様がハッピーになって。少しでも生活が豊かになっていただける。
そのお手伝いが出来れば嬉しいです?
三軒茶屋 hair saron Bond RYUKI